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【2009/03/09】  無病息災願い伝統の鬼追い

旧年の災いを払い、一年間の無病息災を願う伝統行事の「鬼追い」が二十五日、福山市駅家町の福盛寺(佐藤秀典住職)で行なわれた。
本堂での法事の最中に大小四匹の赤鬼・青鬼が乱入し中を回るが、本尊の朱印が押されたお札を持った僧侶に追い出されて廊下に逃げた。鬼の後をハッピ姿に紙テープで装飾した五色の松明を掲げた子ども約三十人が追いかけた。子どもたちは追いかけながら時折「エイヤー」と掛け声を放ち、気勢をあげていた。鬼は逃げ惑いながらも境内の子どもを抱きかかえたり、頭を撫でるなどしていた。鬼に抱き上げられて泣き声をあげる子どもの姿も見られた。鬼追いは廊下を三周したところで終了した。その後、鬼追いに参加した人たちが境内で待つ約三百人に向けて餅などをまく「福まき」をした。
鬼追いの行事は招福除災の行事として十八世紀始め頃には同寺ですでに行なわれていたという。戦争の影響などで昭和八年頃から中止となっていたが、地元の伝統行事を復活させようという熱意で平成六年に再開した。
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